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素材を知る[柄編] アーガイル



チェック柄の一種で、数色の菱形の連続で構成されており、その中心を、辺に並行した線が交差する柄で、ジャカード編み機によって作られます。

発祥の歴史

発祥の歴史

アーガイルの名前はスコットランド西部のアーガイル地方の氏族だったキャンベル家(キャンベル・オブ・アーガイル)のタータンチェックにちなんでいるという説が有力です。現在では、タータンチェックとアーガイルは別柄として扱われていますが、かつて17~18世紀頃台頭した、クランと呼ばれる氏族が、各家の象徴としてチェック柄を独自に取り決め、クランごとに異なる模様を有していました。キャンベル家を象徴する柄がこれ、またはこれに近い柄だったのではないかとされています。

用途

アーガイル柄は普遍的な模様で、衣料品を中心に色々なものに用いられています。衣料品では、セーター、カーディガン、靴下などに見られます。

伝統的用途

元々スコットランドの伝統柄なので、英国やスコットランドの紳士服やゴルフウェアなどに多く起用されてきました。

アイビー・ルックの流行

1950~60年代に流行したアイビー・ルックにアーガイル柄のセーターやカーディガン、ベストなどが欠かせないアイテムとして取りあげられ、発祥の地であるアメリカ東部はもちろん、流行を取り入れた日本でも「みゆき族」を名乗る、おしゃれに敏感な若者たちを中心に受け入れられました。

そのほかの流行

トラディショナル・スタイルの定番としての地位を獲得したアーガイル柄ですが、 その一方で1970年代、英国で流行したパンクロックのファッションとしてもアーガイル、およびタータンチェックが用いられたこともありました。これらはパンクロックおよびパンクファッションの仕掛人である英国のデザイナー、ヴィヴィアン・ウェストウッドおよびマルコム・マクラレンの影響によると見られています。近年では、スクールガール風のスタイルにも取り入れられる傾向が見られ、昔は紳士用が中心だったこの柄を、アイビー・ルックの流行以来、女性が着用する機会も増えてきています。

スポーツチームおよび企業のイメージ作りとして

個人の衣服以外の用途例としては、バーリントン・インダストリーズ社(米国にあった衣料品メーカー)が、CI(企業の象徴、マーク)としてアーガイル柄を起用していました。スポーツにおいては、2010年(平成22年)のバンクーバー冬季五輪のカーリング種目で、ノルウェー男子代表チームが、アーガイル柄のユニフォームを着用していました。また、米国の自転車競技UCIプロチーム、ガーミン・バラクーダのチームウェアには、アーガイル柄が使われています。また、モータースポーツにおいてもマツダスピードのスポンサーとなった当時のレナウンの社長の指示で、参戦する車の1台を、緑とオレンジを基調としたこの柄に塗装させています。1991年(平成3年)のル・マン24時間レースでは、この柄に塗装されたマツダ・787Bの55号車が総合優勝を果たしています。