施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望のアパレルショップ(衣料品店)情報を無料で検索できます。

ホームメイトアパレルショップ(衣料品店)リサーチ

アパレル情報

素材を知る[生地編] 羊毛(ウール)



羊毛(ウール)は、メリノ種をメインとする羊の毛、またはそれを織った布を指し、日本では毛織物とも呼ばれます。またアンゴラ、アルパカ、ラクダなどの動物性繊維を総称して呼ぶこともあります。また動物の体毛のうち空洞のないものをヘア(Hair)、空洞のある柔らかいものをウール(Wool)と呼びます。

特性

特性

吸湿性、保温性ともに高くしわになりにくいです。他の繊維よりは燃えにくく、抗菌・消臭効果があります。短所としては、洗うと縮み、アイロンなどの熱に弱く、当て布をしないと表面が光ります。虫の害を受けやすいという一面もあります。引っ張りや磨耗、アルカリ成分に弱く、日光で黄変します。

フェルトとは

ウールをもみ洗いすると、小さく、硬くなってしまう性質縮絨性を逆に利用して作られるのがフェルトです。フェルトは、衣服や手芸小物の他、ピアノの弦をたたくハンマークロスやビリヤードクロスなど、その用途は多岐に渡っています。

羊毛の種類

現在、メリノ種の羊から取れるメリノウールが主流ですが、メリノ種以外の羊からもウールは作られ、その数は3,000種以上におよびます。またメリノ種の中でも産地や交配によって、品質や特性に違いがあります。

オーストラリア・メリノ

メリノ種は、世界で最も優れた品質の羊毛とされていますが、中でも、オーストラリア・メリノは、他の国々のメリノ種と違った特性を持ちます。メリノの中で最も白く、最も細く、長くて丈夫かつしなやかで、品質的にメリノウールの最高峰とされています。元々はスペイン・メリノに交配を重ねて、オーストラリアの気候風土、環境によく適応できるようにした品種だったそうです。繊維の太い順から、ストロング・メリノ、ミドル・メリノ、ファイン・メリノと呼ばれています。

フランス・メリノ

フランス・メリノは冬期に小屋に入れて飼育することが多く、敷わらなどが混入しやすい、また小規模の飼育農家が各自で牧羊するため、品質が多様で、均一性に乏しく紡績向きではないといわれています。しかし、ふんわりとしたバルキー性(嵩高性)が比較的あるため、日本ではふとんの原料に多く使われています。ふとんの原料として非常に良いとされているのは、フランス北西部のラムブイエ牧場で品種改良された「ラムブイエ・メリノ種」です。この羊は、メリノ本来の毛質を持つ他に、ダウン種以上のバルキー性と耐久性を持っていて、これらはごく限られた地域でしか生産されないため、量が非常に少なく、幻のウールともいわれています。

ニュージーランド・メリノ

比較的雨が少なく、牧草に恵まれているニュージーランド南島のカンタベリー、オタゴ、ネルソンの丘陵地帯で広く飼われていながら、産毛量はニュージーランドウール全体の5%程度と少ないですニュージーランド・メリノは他の羊に比べて成長が遅いこと、出産率が低いこと、雄のみならず雌でも1割内外は角を持っているなどの特徴を持っています。

織物の種類

羊毛繊維の織物には主に梳毛織物(ウーステッド生地)と紡毛織物(ウーレン生地)の2つのタイプがあります。前者は毛足が細い織物で手触りの硬いスーツのような衣服に加工され、後者は毛足が太く柔らかいセーターのような衣服に加工されます。前後者とも、織り方や素材の質によって種類は様々で、ファッションや用途に合わせて使い分けられています。

フランネル

経緯糸(タテヨコ糸)とも梳毛糸(細く毛足の長い糸)使いで平織、あるいは綾織にしたのち、軽く縮絨した織物のことで、両面が毛羽に覆われているのが特徴です。

ベロア

フランス語ではビロードを意味します。その名の通り表面にビロードのような光沢があり、それは毛羽が一方向に寝ているためです。なめらかな編生地で、パイル編地のパイル部分をカットすることによってつくられます。肌触りは非常にソフトで、保湿性にも優れています。それとは別に、成牛革の肉面を起毛してソフトにしたものを指す場合もあります。