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アパレルショップの形態 百貨店



買い物に出かければ、一度に必要なものがそろう百貨店。広い売場には、衣食住に関するアイテムを幅広く取りそろえています。百貨店の特徴や歴史、そして代表的な百貨店についてご紹介します。

百貨店の特徴

百貨店の特徴

百貨店とは広い売場で商品を販売する小売店のことを指します。別の呼称「デパート」とは、英語のdepartment storeの略です。百貨店では、大規模な売場で商品を販売し、衣食住の幅広い範囲の商品を取り扱うのが特徴です。洋服や服飾雑貨などファッションアイテムを中心に多彩な品ぞろえで構成され、客は品質や価格などを吟味して買い物ができます。フロアやコーナーごとに商品部門を分かりやすく分類して、商品の販売を行なっています。顧客サービスも充実していて、店頭での接客を重視するほか、商品の返品・交換や配達にも対応します。日本ではお中元やお歳暮などデパートギフトの需要も高いのです。デパートの包装紙でラッピングされたデパートギフトは、ギフトを受取る側に信頼感を与える効果もありますので、デパートギフトは喜ばれています。また、趣味やエンタテインメントに関する施設や、文化イベントも館内で開催しています。

百貨店の歴史

19世紀半ばにヨーロッパで始まった百貨店の歴史と、日本の百貨店の歴史をご紹介します。

世界の百貨店の歴史

世界でいちばん最初にできた百貨店は、1852年(嘉永5年)のパリでブシコー夫妻によって誕生したボン・マルシェだといわれています。値札を付けたファッション用品をショーケースに入れて展示販売をし、バーゲンセールも開催するなど、現代の百貨店のシステムを確立させました。

1885年(明治18年)にはオ・プランタンも開業し、百貨店は新しい小売業態として定着していきました。アメリカでは、1852年(嘉永5年)にニューヨークのメイシーズが、伝統的な織物店から百貨店に転身したのが始まりです。イギリスでは、1734年(享保19年)にベネッツ・オブ・アイアンゲートが創業したと記録があり、こちらが世界最古の百貨店であるという説もあります。19世紀後半の産業革命によって市場が発達することで、富裕層だけではなく、中間所得層にもターゲットが広がり、大量に商品が流通するようになっていきました。

近年では、ショッピングセンターやインターネット通販の出現で市場競争が激しくなり、百貨店の合併や業務提携が進められています。

日本の百貨店の歴史

日本において百貨店が誕生したのは、1904年(明治37年)のこと。三井呉服店が新たに株式会社三越呉服店になったのが始まりです。1905年(明治38年)には、松坂屋の前身であるいとう呉服店も百貨店形式に転向しました。1920年(大正9年)には、白木屋が現在の阪急電鉄梅田駅構内にあった旧阪急ビルディングの1階に出店したのが、阪急百貨店の礎となり、1929年(昭和4年)に改めて百貨店として創業。阪急百貨店は世界初の鉄道会社直営のターミナルデパートとなりました。

日本の百貨店は、呉服店か鉄道会社が起源になっているのが特徴的です。呉服系百貨店には、高島屋、松坂屋、丸井今井などがあります。電鉄系には、東急百貨店近鉄百貨店名鉄百貨店などがあります。現在の百貨店は、欧米同様に経営統合が進み、再編成されています。

代表的な日本の百貨店

再編成が進んだ百貨店業界のグループ組織を見てみましょう ※2013年(平成25年)の情報です。

Jフロント リテイリング

大丸、松坂屋

エイチ・ツー・オー リテイリング

阪急百貨店、阪神百貨店

セブン&アイ・ホールディングス

そごう、西武百貨店

三越伊勢丹ホールディングス

伊勢丹、三越

高島屋